虎ノ門のオヤジフレンチ
当社から歩いて10分ほど、虎ノ門で知る人ぞ知る有名店「サラマンジェ」(Salle a Manger de Hisashi Wakisaka)。まずこの入口に驚かされる。入口の右にある大きな写真、シェフ・脇坂尚氏の等身大写真なのだ。階段を下りるとオープンキッチンでまさにこの人が調理をされている。お話をすると、シャイな感じの方だ。
2006年秋に開店した際、「オヤジの街・虎ノ門に、オヤジのためのフランス料理店を開業。コテコテ古典のフランス地方料理でオヤジの心をわしづかみ!」と宣言した料理は、肉中心のガッツリしたものである。
当社で昨年、忘年会をここでもとうと予約の電話をかけたところ、「当店は内臓料理が多いですが大丈夫ですか?」と聞かれたという(結局、実現しなかった)。パテ・ド・フォアのテリーヌやブーダン・ノワール(豚の血のソーセージ)、豚足のコロッケなどがたいへん美味。ほろほろ鳥の詰め物ローストが絶品である。いずれもチマチマと綺麗な盛りつけではなく、豪快に力強く盛りつけられる。
店名は、Salle「空間」、Manger は「食べる」で、そのあとにシェフの名前が続くので、全体を日本語に訳したら「脇坂尚食堂」ですね。オープンキッチンでシェフと向きあう形になるカウンター席が楽しいです。電話 03-6903-6730 港区虎ノ門1-11-5森谷ビルB1F
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