緑の中のレストラン
今年2011年は、節電対策ということで企業の夏休みが長くなる傾向のようだが、なかなか休めないという人もいる。それなら、せめてオフィス近くのレストランで少しでもリゾート気分を味わおうではないか、ということで、都心のオアシス・日比谷公園へ。ここには6つの食事処があり、いずれもオープンエアのテラス席があって、多少の虫の攻撃はあるが、緑を眺め、鳥のさえずりを聞きながら食事を楽しむことができる。
昔からある和風建築を生かしたフレンチの店「南部亭①」、よく結婚式などのパーティーを見かけるモダンな「日比谷パレス②」の2店は、ランチもなかなかのお値段で、気軽にとは言い難い。その店、有名な老舗の「松本楼③」は2階は本格フレンチだが1階のグリルは値段もこなれていて利用しやすい。駐車場のような名前の「日比谷パークセンター④」と東京都公園協会の「緑と水の市民カレッジ」に併設された「日比谷グリーンサロン⑤」はより大衆的で和風メニューもある。「日比谷茶廊(サロー)⑥」は軽食とドリンク中心で通常営業はテラス席だけのカジュアルな店。
①と⑤以外は、日曜も営業している。
中でも一番人気は、「松本楼」の1階グリルのようである。ランチを食べようと12時頃出かけても相当の順番待ちを覚悟しないといけない。予約もできないので11時には入りたいところだ。平日は1100円のランチメニュー、土日祝日は1580円のスペシャルメニューがある。本日いただいたのは3種類のソースが選べるオムライス(ミニサラダ付)1050円(写真右)。ドリンクをつけると1500円の出費になってしまうが、豊かな緑の中で老舗の味を楽しめるという満足感は大きい。それが「いつ行っても満席」の理由でもあるのだろう。
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