ナイスな自家製アイス
2010年10月某日、忙しさも一段落したので、ランチを済ませた後、西新橋の事務所から神谷町方面へちょっと足を延ばしてみた。東京メトロ日比谷線神谷町駅3番出口から御成門方面へ少し歩く。再開発が進むこの辺りも、細い道を入るとまだまだ昭和のたたずまいが残っている。そんな中に、近隣の会社に勤める女性たちに人気というアイスクリーム店がある。Sowa(早和)という名で、ちょっとレトロな感じの店構え。向かって右が店舗で左がアイスクリーム工場だ。看板には「since 1955」とあり、昭和30年の創業以来、ここ虎ノ門3丁目でずっと自家製アイスクリームを製造販売してきたらしい。一部ホテルやレストランに供給している以外に卸売などはせず、20~30種類取り揃えている商品は、ここでしか買えないものばかり。季節メニューはもちろん、日替わりソフトなどもあり、いつ行っても違うおいしさに出会えるのも魅力のようだ。店頭のベンチにちょこっと腰掛けてソフトクリームをいただけば、子供時代に戻ったような懐かしい気分になれるかもしれない。ただビジネス街の宿命として、土曜・日曜・祝日はお休みなのでご注意を。
この日は秋冬限定の「グラス・オ・カフェ」をチョイス(写真中)。280円也。バニラソフトに温かいエスプレッソコーヒーをかけて食べるデザートで、ほろ苦さと甘さが同時に楽しめてグッド。聞けばス○ーバックスのエスプレッソ使用とか。夏のアイスはすぐ溶けてしまうのであわただしいが、近頃のように涼しくなると、このような商品もゆっくり味わえる。お土産に、今年2010年から販売を始めたという和風デザート「アイスもなか」と「アイスどらやき」(写真下、各250円)をテイクアウト。事務所まで10分あまり持ち歩いても全然溶けず。アイスを楽しむのは夏以外のほうがよい、って考えに賛成。
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