タウンクライヤー日比谷
会社から3分、日比谷セントラルビルの地下にあるブリティッシュ・パブ「タウン・クライヤー」は、150人のパーティも開けるという広いスペースである。日比谷にあってこの広さは貴重で、いつフラっと行っても入れそうという安心感がある。
この日比谷セントラルビルは元々は三井物産の本社ビルがあった場所で、同社の大手町移転以降1983年に24階建ての賃貸ビルに建て替えて、併せて土地を所有していた会社も商号を「物産不動産」と変えた経緯があるのだが、その際に地下の1室だけ三井物産の事務所として残しておいた、そのスペースを借りたものであるという。
店内はまさにブリティッシュ・パブを摸して木目を強調した、温かみのある内装。料理はフィッシュ&チップスを始めフランス風、イタリア風、スペイン風など様々で、しかもどれもがひとひねりしてあるのが楽しい。店名の「タウン・クライヤー」は、「街中で大声で叫ぶ人」の意味で、たとえば西部劇で夕方に「ゴハンができたわよー」と鐘を叩きながら大声で呼ぶ人を想起されたい。日比谷の街中でそのような存在になりたい、と願う店長は、レジの所に鐘を吊るしている。ライブの設備も映像を投影するプロジェクターもあり、サッカー日本代表の重要な試合などはビューイングが行なわれる。03-3519-6690
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