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霞ヶ関で土曜も営業中!

霞ヶ関官庁街というのは馴染みのある言葉だが、霞ヶ関の飲食街ってのはピンとこないなあ、という方も多いだろう。しかし、2009年4月に霞ダイニングがスケールアップオープンして、そう呼べるようなスポットができた。従来の霞ダイニングは東京倶楽部ビルディングの10店舗だったが、これにリニューアル工事が完了した霞が関ビルディングの16店舗が加わり、26店舗からなる立派な飲食街が誕生したのである。しかし、平日こそ国家公務員やビジネスマンで賑わうものの、土日や祝日は閑散としてしまうのが悲しい宿命。およそ半分の店が閉まっているのが現状だ。そうしたなかで頑張って営業している店の一つに、東京倶楽部ビルの3階、中国料理の「頤和園(いわえん)霞ヶ関店」がある。ここのランチは人気で、平日は行列ができるが、土曜日なら並ばずにゆったりと楽しめる。土曜出勤する者にはありがたい。
担々麺などの単品もあるが、お得感のあるのは定食か。2011年6月現在、定番の上海肉シューマイ定食、マーボー豆腐定食各950円のほか5品ほどが品揃えされている。肉シューマイは大きいのが10個くらい出てくるし、心地よい辛さが癖になりそうなマーボー豆腐(写真中)もボリュームたっぷり。ご飯もお櫃に目一杯ついてくるので、平らげるには少々覚悟がいる。ああ食ったなあ、という満足感はよいのだが、午後の仕事が少々だるい感じになるのが要注意である。
ところで「頤和園」といえば、ユネスコの世界遺産にも登録されている北京の有名な庭園の名である。莫大な費用をかけて造園され、清王朝の離宮として、かの西太后も愛したとか。そういえば、NHKのドラマで西太后を演じていた田中裕子は結構はまっていたなあ…などと思い出しながらお茶を飲んでいるうちに、とっくに昼休みは終わっていたりして。

CONTENTS

佃煮屋さんの世界の味

2つめの共同アンテナショップ

ニュー新橋ビル入門

サラリーマン街の異空間

初夏の和菓子に舌鼓

「新虎通り」の土産話

新虎通りの異色カフェ

縁起でもない人気者

歴史と「上質」の空間

Wケーキセットでひと休み

ビジネス街のワイン蔵

栗饅頭といえば…

花と緑のパスタの店

限定品が揃う「路地」

面白い恋人騒動

新しい京橋に注目

噴水ショーを眺めながら

不思議なアート空間で昼ごはん

高架下のワンダーランド

いつでも楽しめるご当地グルメ

万世橋駅、新たな旅立ち

ランチもビー・アンビシャス?

緑の中のレストラン

永田町の落ち着いたランチタイム

歴史ある洋館でゆったりランチ

昔懐かしい洋食あります

バレンタインですね

やさしいコーヒーの味

ナイスな自家製アイス

桃の節句に桜餅

病院でランチ

事務所街の気になる洋菓子店

庭歩きはランチの後で

レトロな麻布十番で讃岐うどん

浜松町駅近くで、ほっと一息

品川駅前のマーライオン