コーヒーを飲める
書店
米国の大書店チェーン「バーンズ&ノーブル」は、店内の椅子に座って本を吟味でき、さらに店内のカフェに本を持ち込んで読めることで有名だ。そのカフェのコーヒーには1993年以来スターバックスのものが使われ、カップには「バーンズ&ノーブル・カフェ」のロゴの下に、スターバックスのマークが入っている。
銀座松屋通りに日本1号店が開店する1996年8月前にスターバックスを知っていた日本人には、バーンズ&ノーブルで体験した人も多い。
そして日本でバーンズ&ノーブルの役割を果たしていきそうなのが、1370の店舗の大部分で書籍を販売するTSUTAYAだ。スターバックスとの融合店舗を、2003年の六本木ヒルズ開業の際に試験的に開店、たいへん好評だったため、積極的な展開を考えているとのこと。
当社の近所では、2008年に神谷町駅上に開業したTSUTAYA(写真上)がこの業態で、桜田通りに面した大きな窓を持つスターバックスで雑誌や書籍を読むのは楽しい。TSUTAYAに新聞まで置いてあり、いちおう売り物のようだが、スターバックスの客用なのだろう。2007年、有楽町イトシアに開業した店舗(写真下)では、TSUTAYAの一部とスターバックスの一部が複雑に入り組んで、不思議な空間を形成している。書店内にソファとテーブル席がありコーヒーが飲めるという感じで、いつもたいへんに賑わっている。
ぜひ今後も出店を続けていただきたい。日比谷シティに似合うと思うのですが。
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