霞ヶ関駅にカットりんご自販機がお目見え
霞ケ関駅構内に、そのまま手に取って食べられるようカットされたりんごの自動販売機が2011年1月19日に設置されたと聞き、早速買いに行った。国内初だそうである。世界初かもしれない。商品は1パックに4切れのリンゴが入っていて、80グラム(りんご半分)190円、皮なしと皮つきが選べる。写真のように縦に並んでいるが、商品がそのままボトっと落ちてくるなんてことはもちろんなく、アームが取りにいき、取出口まで運ぶ。りんごは青森県のサンふじで、普通に美味しかった。何より、包丁も皿も使わずにりんごが食べられるのはありがたい。生ゴミも出ない。難を言えば少し高いだろうか。変色防止にビタミンCなどを使った液が塗ってあるとのこと。
自販機がある場所は、霞ヶ関駅の改札の外、通路がB1・B2・B3の3つの出口に分岐するあたりである。B1・B3出口は官庁街で、国家公務に携わる人々が多く利用する場所だ。すぐれた糖分と食物繊維・カリウムを多く含み、疲労回復・免疫力向上・成人病予防に役立つりんごは、朝ごはんがわりに、午後のおやつに、残業時の腹ごしらえに活躍しそうである。そしてB2は日比谷公園に通じる出口であり、歩きながら食べられるこのパッケージは、公園散策のお供にも良さそうだ。
販売元は、売れ行きによっては他の駅にも広げていくつもりもあるという。そのうち、駅の構内で電車を待ちながらりんごを食べる人々の姿が多く見られるかもしれない。
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