ホームへ戻る 祭、イベントへ 名所旧跡へ ショップ、商品へ 時代の断片、他へ

ビジネス街の女神

ヨーロッパの歴史ある街を思い浮かべるまでもなく、東京の町中でも彫刻は結構見られる。近年は抽象的なものやデザインシンボル的な作品が多いように思うが、より感性を刺激するのはやはり人体を表現したものでなないか。というわけで、会社近辺をウォッチングし、個人的な趣味で女性像ばかりを集めてみた。動機が純か不純かはさておき、普段は見過ごしている街角の芸術を、ちょっと立ち止まって鑑賞してみるのも悪くはない。

左上から、日比谷公園「自由」(乗松巌)…やや古典的な感じの女神像/新橋SL広場「愛の像」(瀬戸団治)…やさしい表情の母子の像/日比谷シティ「愛」(佐藤健次郎)…この躍動感のある後姿に惹かれる/航空会館「蒼天」(浦山一雄)…良い作品が背後のコンビニの看板で台無し、このアングルでご容赦あれ/大同生命霞が関ビル「循環」(勝野眞言)…肉体の消滅と蘇生?/虎ノ門法曹ビル「テミス像」(堤直美)…右手に天秤・左手に剣、法と正義を司る女神の凛々しい姿

ところで彫刻とは彫り刻むと書くから、何か硬い素材を削って作った作品のイメージだが、さまざまな素材を組み合わせたり成型するなどして制作したものも同じように「彫刻」と呼ばれる。もう少ししっくりする言葉がほしいものである。

CONTENTS

繁華街の生涯学習センター

指定喫煙場所のある風景

西新橋は森ビルの原点

南桜公園に桜咲く

プロメテウスの遷座

ビジネス街の女神

道路沿いのテラス席

どこでも腰かけ文化

よみがえる東京駅

全国農業高校収穫祭に思う

郵便局はショッピングセンター

バスで観て歩いて愛でる桜かな

大手町の森の驚き

屋上に緑が育つ

江戸の舟めぐり復活?

『麒麟の翼』の日本橋と水天宮

「テラス」が人を呼ぶ?

東京オリンピックまで1年

こんな所に新設の銭湯

銀座ミツバチ物語

無料の首都高

築地でバーベキュー

昔も今も最前線

晴海に海保の練習船来る

築地から豊洲へ

環状2号線、豊洲へ

海上から見た「東京港」

東京湾に「森」が育つ

「赤船」出現

隅田川の新しい橋

隅田川をゆく宇宙船

15分間のミニクルーズ

天王洲の新スポット

近未来的な都市公園の風景

東京モノレール再発見

川から見つめる都会

変わる御茶ノ水駅聖橋口

低予算バスの旅

都心を快適サイクリング

ウインドーの中の祭具

お寺で過ごす昼休み

歴史ある小学校が消える

アークヒルズの庭を歩く

トンネルと公園の物語

六本木で出会う「花子とアン」

「聖地」に合掌