求む!500円ランチ
GEコンシューマー・ファイナンスという個人向け金融サービス会社が2008年4月に実施した調査によると、経済環境の厳しさを反映し、サラリーマンの1ヶ月の小遣いは前年から2,500円減って46,300円だった。その小遣いの用途として欠かせない昼食代は20円減って平均570円。数年間600円台後半で推移していたが、2007年から一気に500円台に落ち込んだということだ。
ビジネス街で長年パンやサンドイッチの製造販売をしている店のご主人に話を聞いたことがある。昔のサラリーマンは昼時に飲み物なども含めて700円、800円と買ってくれたが、10年ほど前から500円になり、最近はさらに下がっていると嘆いていた。私の感覚としても、できれば昼食代は500円で上げたい。そうでないと他の出費に響くからだ。
ということで、会社から新橋駅方面で500円ランチを物色中である。そう贅沢は言わないが、古い人間なので、やはり温かいご飯に汁物を付けたい。割高なコンビニ弁当を電子レンジでチンするよりは、牛丼チェーンのほうがまだ良い。味噌汁付で500円で十分いける。「てんや」の天丼は500円で味噌汁付だ。「カレキチ」はかつカレーにコンソメスープを付けて470円。「小諸そば」はミニ丼付で500円のセットがある。
栄養バランスを考えれば定食のほうがベターだ。写真左から、「さくら水産」の日替わり定食500円は魚メニューが多いのが特徴。「へそ」は串揚げ定食などが500円。「大鳳」は500円の中華の2色ランチが売り。「大阪の串かつ屋」は牛串かつ定食が500円。「まるきん」は一品料理とご飯・味噌汁の組み合わせ次第で500円で食べられる。探せば案外あるものだ(2008年7月現在)。小ぎれいな店でゆっくり食べたいという方にはおすすめしませんが。
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