日比谷で食おうぜ!
2014年3月20日から23日まで、全国の旨いものを都心の野外で味わおう!というイベント「地元めしフェス クォーゼイin日比谷」が日比谷公園で開催された。初日は冷たい雨、2日目は低気圧の発達による強風で一部のテントが倒壊する事故に見舞われるなどの不運もあったが、連休を通し、結構な賑わいをみせていたようだ。
パンフレットには全国25都道府県から100のブースが出店とあった。さすがにこれだけ集まると選ぶのが大変だが、デパートの物産展の人気でもわかるとおり、やはり北海道の出店が集中するゾーンがより多くの人を集めているように思えた。「じゃがバターベーコン」(400円)をつまみに、4種の地ビール飲み比べセット(1000円)に挑戦。メロンの甘い風味がしっかり効いている「北海道メロンウィート」に笑う。さらにB-1グランプリからの出店もあり、2013年前期のNHK朝ドラ「あまちゃん」で認知度が高まった「久慈まめぶ汁」(500円)をいただく。醤油味の野菜汁に、クルミと黒糖を包んだ団子が入った“スイーツ汁”ともいうべきこのメニュー、アンコを包んだ餅を雑煮に入れる地域もあるので驚くほどのものではないが、好みが分かれそうだ。続いて「ご当地ドリンク ノモーゼイ」に参加。100円で各地のソフトドリンク7種類を飲み比べ、人気投票をする企画。最初のビールからいろいろ飲みすぎてゲボゲボになったが、宮崎県の「ヨーグルッペ」に清き1票を捧ぐ(結果はみごと優勝!)。それにしても、普段ならもっと財布の紐を締めているはずなのに、こうしたイベントになると、あまり費用対効果も考えずに散財してしまうのは、やはりイベントの魔物の為せる業なのであろうか。4月1日からの消費増税が近いというのに、クワバラ、クワバラ、である。
CONTENTS