ミッドタウンでスケート
2010年1月5日、3回目の正月を迎えた東京ミッドタウンに、スケートリンクがオープンした。リッツ・カールトンが入居するミッドタウンタワーの斜め前、隣接する檜町公園と一体になったガーデン内に設置されている。
赤坂サカスのスケートリンクと広さを比べてみると、公式サイトに掲載された数字は、サカスが30×17メートル、こちらは40×20メートル。数字で見るとあまり違わないようだが、実際に滑ってみると、たいへん広く感じる。長辺10メートルの差が大きいのだろう。また、元防衛庁の土地はミッドタウン方向以外の三方の見晴らしが良く、東京タワーも見えたりして、開放感が感じられることもあるかもしれない。料金は、貸靴も含めれば同じ1500円である。リンクサイドには、サカスのような飲食店などはないが、入場者にはミッドタウン内の飲食店の割引クーポンが配られる。
大きなスケートリンクに行くと、フィギュアの技の練習をしている人をよく見かけるが、このリンクにも、スピンやステップを試している人々がいた。それなりに広いからだろう。さすがにジャンプをしている人は見なかったが、スケートリンクらしい雰囲気が盛り上がる。夜は22時まで営業、ミッドタウンや東京タワーの夜景を眺めながら滑るのも楽しい。
フォルクスワーゲン社の提供ということで、リンクの真ん中にゴルフが1台置かれ、さらに同社が保護に力を入れているというホッキョクグマのマスコットも置かれていて、記念写真のポイントとなっている(写真上)。リンクの売上の一部はホッキョクグマ保護団体に寄付されるとのこと。
家族やグループで賑わい、土地柄、多種類の言語が飛び交っているフォルクスワーゲン・スケートリンク、営業は2月28日までとなる。バンクーバー・オリンピックと重なるわけで、さらに盛り上がることだろう。
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