世界最高所でスケート
2011年11月25日、六本木ヒルズにスケートリンクができたという。それも、52階にあって世界最高所のリンクというではないか。これまで、赤坂サカスのリンク、東京ミッドタウンのリンクで実際に滑ってご報告をしてきた西新橋通信スケート部部長としては見逃せない情報である。早速六本木へGO!
六本木ヒルズでは、52階の「東京シティビュー」自体に入場料1500円(学生1000円、子供500円)が必要である。ここでは各方向の東京の景色がたっぷり眺められるほか、カフェ、ラウンジ、ショップ、そして森美術館があり、さらに今回、本物の氷を使ったスケートリンクができたわけである。スケートリンク利用自体に料金は必要ない。ただし貸靴は500円である(持込可)。リンクはフロアから階段を少し上がる高さにあるので、目の前の東京タワーから遠くの東京スカイツリーまで東京西部の景色を見下ろしながら滑ることができる。これは楽しみである…と思ったのだが、残念、小さいのだ。「ちいさなハートのリンク」とうたっていたが、ここまで小さいとは思わなかった。ほぼ正方形のリンクで面積は35平方メートルとのことだから、一辺6メートル弱ということになる。滑走大好きのスケート部部長は不満である。比較するのも何だが、赤坂サカスのリンクは510平方メートル、ミッドタウンは800平方メートルである。
もっとも夜になればまた別で、天井からはハート型のミラーボールがぶら下がり、イルミネーション付きのクリスマスツリーもある。夜景はたっぷりと眺められる。カップルで来れば宣伝文句にある「手を取り合って、煌く街の上を滑走する『愛すスケートリンク』!」ということになるのかもしれないが、スケート部部長はその方面は不得手なのでご容赦いただきたい。
この六本木ヒルズの「愛すスケートリンク」は12月25日まで営業する。なお、赤坂サカスのリンクは今年も既に営業中、東京ミッドタウンも年明けの1月6日から営業開始とのことである。
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